起業用ウェブテンプレート無料配布[フリープレート]:個人事業と法人事業の比較
個人事業と法人事業のメリット・デメリットを、さまざまな切り口から比較してみました。

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個人事業と法人事業の比較

起業するスタイルには、大きく分けて、法人を設立して事業をスタートするか、それとも個人事業としてスタートするかの2つのパターンが考えられます。

以下で個人事業と法人事業のメリット・デメリットを、さまざまな切り口から比較してみました。

開業手続と費用

個人事業:比較的簡単。費用もあまりかからない。
法人事業:会社設立登記手続きが必要。個人と比べて手間と費用がかかる。


事業の内容

個人事業:原則として、どんな事業でもOK。変更も自由。
法人事業:事業内容は定款に記載し、その変更には定款の変更登記手続きが必要。

社会的信用

個人事業:一般的に、法人に比べて劣る。
法人事業:信用力に優れ、大きな取引や金融機関からの借入、従業員の募集などの面で有利。

経理事務

個人事業:会計帳簿や決算書類の作成が簡易。
法人事業:会計帳簿や決算書類の作成が複雑。

事業に対する責任

個人事業:無限責任。事業の成果はすべて個人のものとなるが、事業に失敗した場合、個人の全財産をもって弁済しなければならない。
法人事業:有限責任。会社と個人の財産は区別されており、会社を整理するときには、出資分を限度に責任を負う。ただし、代表者等は取引に際し連帯保証をするケースがほとんどなので、この場合は保証責任を負うことになる。

社会保険

個人事業:事業主は政府掌握の健康保険にも厚生年金にも加入できない。国民健康保険、国民年金に加入することになる。
法人事業:役員も会社が加入すれば、政府掌握の健康保険にも厚生年金にも加入できる。

事業主の報酬

個人事業:事業利益が事業主の報酬となる。
法人事業:社長や役員の給与は、役員報酬として経費になる。

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